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今年もゴールデンウィークは

今年もゴールデンウィークは、武蔵小山「アゲイン」へ。
開店5周年だそうです。石川店主にいろんな話を聞くことができました。

お店への出演希望者は、どんなジャンルでも受け入れる。有名無名に関わらず、ほとんど断らないで全て受け入れることだとか、チケットノルマが無いこと等、出演者にとってどんなに頼りがいのある場所になっているか、表現者にとって、発表する場があるということが、いかに大事なことか。「アゲインへ行けばできる」と。これはもう石川店主一人の場所ではなく、出演者、お客さん、みんなの場所になっていると実感しました。
「あそこに行けば、店主の面白い話が聞ける。説教が聞ける。」と、武蔵小山ではなくてはならない名物店になっています。

石川茂樹店主のお勧めで、盟友平川克美さんの最新作『俺に似たひと』を購入。これは医学書院で看護師さんのためのブログ「かんかん」に発表されたものを元に出版したものです。
テーマは父親の介護という重いものですが、平川さん独特の高度成長期の昭和のにおいのするものです。大田区の工場や商店街など、国中が「明日は良くなる!」と信じて生き生きと生きていたなつかしい時代を、美しく清々しい文体で語られています。
本文の中195ページから

生きているということは「死」を忘れているということなのかもしれない。もし、いつも「死」を思っていたら、人はあれほど屈託なく笑ったり、一生懸命仕事に励んだり、蓄財したり、努力したりすることができないのかもしれない。生きていられるのは、自分がいつかいなくなるということを忘れていられるという才能を持っているからなのかもしれない。

なるほど「忘れる才能」、その通りだと思います。
しかし、昨年の3.11を経て、私たちはその「才能」も陰り、平川さん自身の先の著書にあった『経済成長という病』も思い知らされることになりました。
自然への畏敬の念と共に、死はすぐ隣り合わせにあるということにも気づかされました。

実は、まさに昨年3月11日東日本大震災当日の夜に観に行く予定だった、龍村 仁監督作品『地球交響曲第7番』を、当 東京パソコンスクールの生徒さん数名と、震災10ヶ月後の今年1月20日にやっと観に行けたのでした。これは武蔵野法人会主催の、震災へのチャリティー上映会でした。

第7番のテーマは『霊性の原風景』です。龍村監督曰く
「第7番」では、日本神道の美とその背後にある自然観に触れることによって、私たちの魂の内奥に眠っている“生かされている”という体感が甦ることを願っています。“生かされている”という体感こそが、「霊性」の源だと思うからです。

ガイア(地球)のメッセンジャー、龍村監督でしか撮影できないであろう、いろいろな神事、伊勢神宮内、明治神宮内等、私たち市民が日常目にすることは不可能な、貴重な映像でした。
「全ての生命が 潔く健やかに 生き続けるために」地球交響曲第7番は、機会があったら是非観てほしい映画です。一緒に行った生徒のお1人のOさんは、次の武蔵野公会堂での『地球交響曲第3番』星野道夫編も観に行かれ、大変感動された様子で、次には『第1番』と続けて観に行かれました。どうやら龍村監督の「地球交響曲を共に奏でる魂の友」になられたようです。

話題は変わって、今年も「吉祥寺音楽祭」に行ってきました。
今年は天気に恵まれませんでしたが、最終日には昼過ぎ頃から晴れ間が出て、「小室等&こむろゆい」の親子デュオが聴けました。
往年の名曲「雨が空から降れば」、この曲は昔、青山劇場で別役実作『探偵物語』の演劇の中で、お二人が生出演で歌われたことを思い出しました。

♪思い出はシトシトにじむ…、しょうがない、しょうがない、雨の日はしょうがない…♪ 
そのほか、テレビ『木枯らし紋次郎』の主題歌「誰かが風の中で」、「出発の歌」など名曲を楽しめました。
また「南壽あさ子」さんや「mitatake」など有望な新人もどんどん育ってきて楽しみです。
  mitakamatu

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   隣家の雪のような白いはなみずき

by mitakamusasino | 2012-05-16 18:15 | 音楽・絵画 | Comments(3)