人気ブログランキング |

<   2010年 04月 ( 2 )   > この月の画像一覧

 

桜の花

皆さん、今年はお花見に行かれましたか?

桜をインターネットで調べてみると、日本は世界的にみても桜の栽培品種が多く、ヤマザクラ・オオシマザクラ・エドヒガンなどを起源とした栽培品種が数多くあり、変種もあわせるとざっと600種類ほどあると考えられているそうです。ちなみに公園や学校の校庭などでよく目にするソメイヨシノは、エドヒガン系のコマツオトメとオオシマザクラの交配で生まれたそうです。

さて写真で掲載した桜は「神代曙(ジンダイアケボノ)」という桜で、ソメイヨシノによく似ていますが、比べるとソメイヨシノよりも花の色が濃いことなどから別の種類とされているそうです。この「神代曙」は都立神代植物公園の名物で、当スクールがある三鷹駅南口から調布駅行きの小田急バスに乗り、神代植物公園前というバス停で降りると見ることができます。

この写真を撮影したのは3月末で、ニュースではちょうど上野公園の桜が八分咲きと報道された日でした。ところが行ってみると神代植物公園の桜は大体三分咲きぐらい、天気も曇りで、気温もあまり上がらず少し肌寒かったです。神代植物公園は調布市にあり、都心の上野公園と同じように考えてはいけなかったのかもしれませんが、写真を沢山撮るぞと意気込んで来たにも関わらず写真を撮るには寂しい日で、もう1週間ぐらい後に来ればちょうど見頃だったのではと少し後悔してしまいました。きっと「神代曙」もまだ三分咲きぐらいかなと期待をせずに見に行ったのですが、なんと「神代曙」だけは八分咲ほどに咲き誇っていました。「神代曙」の美しい花を見て、やっぱり来て良かったなと先程の後悔もどこかへ吹き飛んでしまいました。

写真で見ても、この桜の花のピンク色が普通目にするソメイヨシノよりも濃いことが分かって頂けるのではと思います。実際に花を間近に見てみると花びらの周りが濃いピンク色で、花びらの色が均一なソメイヨシノとは違うことが分かると思います。

今回は「神代曙」を取り上げましたが、これからも東京では枝垂れ桜が見られますし、北の方へ足を運べばまだ見頃な場所もいくつかあると思います。ちょうど今NHKの教育テレビの「歴史は眠らない」という番組で「サクラと日本人」というテーマが取り上げられていますが、日本人がどうして花の中でも特に桜を好むのかなど、歴史をひも解いていくと色々と日本人独自のことが分かるのだなあと思いながら見ています。
 mietan
d0076971_10411915.jpg

by mitakamusasino | 2010-04-10 10:42 | その他趣味 | Comments(2)  

「日本辺境論」

今日は、前にお話した、㈱アーバントランスレーションの設立メンバーで、平川社長の盟友、
内田 樹(うちだ たつる)さんの著書「日本辺境論」(新潮新書)について、少しご紹介します。
「2010新書大賞」を受けて1,500冊を超す新書の頂点に立つこの本は、養老孟司さんが絶賛する面白い本です。

「日本人はきょろきょろしている。」・・・言われてみればその通りで、納得が行きました。それで日本独特の“間”が生きます。歌舞伎の“だんまり”が生きてきます。
どうも日本演劇独特の「顔で笑って心で泣いて!」「顔で笑って心で怒って!」とか、「顔で怒って心で泣いて!」とか喜怒哀楽を組み合わせると、数種類になりますが、腹芸というのですね。こういう芸が高度なものとして喜ばれるのも「辺境人」だからのようです。

最近のニュースで話題になった「核の持込みはあったか?」というハナシ。これは国民、政治家、マスコミも全部知っていたはずです。密約もあったと考えるのが当然でしょう。
「知っていながら知らないそぶり…」、「これは水に流してくれ…」「腹に収めてくれ」とかね。何も言ってほしくない、暗黙の了解ということですね。

日本人というのは立場を非常に重んじる人種だと思います。交渉事で「君の言うことは分かる。私が君の立場だったら、君のようにしただろう…」
立場が変わったら、反対になるんですね。自分というものはないのです。あるのは立場。その立場に命をかけた例もたくさんありました。歌舞伎などは立場を書いた演目が数多くあり、「勧進帳」などは良い例です。

日本が世界に誇る漫画についても詳しく述べられています。
本田宗一郎は「アトムのような車を目指せ!」といつも言っていたそうです。バイクの顔がアトムにそっくりですね。人間が作ったロボットに愛情込めていますが、ヨーロッパではロボットはロボッタと言って悪者扱いです。日本のロボット技術が発達したのも納得がいきます。

d0076971_13445945.jpgそれから東京ファッション、これが日本独特のもので、モデルが出てくると歓声、拍手がすごい。これはコンサートのノリと同じです。
ほかにはJポップス。東アジアではカラオケを日本語で歌っているそうです。日本が誇る漫画、アニメ、ファッション、音楽、特に女性が強い!
 
アジアの人々は、今度生まれ変わるのなら「日本人の女性に!」と言うそうです。辺境人で良かったといえるように生きたいですね。

詳しくは、皆さんも「日本辺境論」(777円 税込)、読んでみて下さい。日本人とは何ものか、再確認できるでしょう。
 mitakamatu

by mitakamusasino | 2010-04-05 13:45 | | Comments(0)