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カテゴリ:音楽・絵画( 9 )

 

"ヘブン アーティスト"へのお誘い

中央線一帯で行われていた阿波踊りなどの夏祭りの季節も過ぎ、秋冬が本格化して
来ました。そして、今秋には様々なイベントが開催されています。

d0076971_1343626.jpgところでみなさん「ヘヴン・アーティスト」ってご存知で
しょうか? 実はこれ「東京都公認の大道芸人」なの
です。
そう、よく井の頭公園などで見かける“アレ”です。

今年も実施していましたが、毎年10月のはじめに都庁
前などでオーディションがあり、それに合格した人たち
なのです。
現在、パフォーマンス部門が274組、音楽部門が78組
登録しています。そして、この秋口にはその「新人」たち
も含めた彼らが集結して大活躍のたくさんの「イベント」
が新宿、池袋、上野、町田、三軒茶屋等で催されました。

パフォーマンス部門のアーティストは「目の前で見るサーカス」のようで凄技が連発です。
音楽部門は音大出身者も多く、こちらも本格的でジャンルレスな音楽がてんこ盛りです。

d0076971_13474572.jpgちなみに大集合するイベントですが、この秋はほぼ終わりましたが、引き続き上野公園などでは平日も毎日、数組が出演しています。

ホームページ
に出演者のプロフィール、タイムテーブルなど詳しい情報がありますので、参照してみて下さい。
ぜひぜひ「百聞は一見にしかず」の気持ちで芸術の秋を満喫してください! 
 sonnet

by mitakamusasino | 2012-11-04 13:05 | 音楽・絵画 | Comments(0)  

今年もゴールデンウィークは

今年もゴールデンウィークは、武蔵小山「アゲイン」へ。
開店5周年だそうです。石川店主にいろんな話を聞くことができました。

お店への出演希望者は、どんなジャンルでも受け入れる。有名無名に関わらず、ほとんど断らないで全て受け入れることだとか、チケットノルマが無いこと等、出演者にとってどんなに頼りがいのある場所になっているか、表現者にとって、発表する場があるということが、いかに大事なことか。「アゲインへ行けばできる」と。これはもう石川店主一人の場所ではなく、出演者、お客さん、みんなの場所になっていると実感しました。
「あそこに行けば、店主の面白い話が聞ける。説教が聞ける。」と、武蔵小山ではなくてはならない名物店になっています。

石川茂樹店主のお勧めで、盟友平川克美さんの最新作『俺に似たひと』を購入。これは医学書院で看護師さんのためのブログ「かんかん」に発表されたものを元に出版したものです。
テーマは父親の介護という重いものですが、平川さん独特の高度成長期の昭和のにおいのするものです。大田区の工場や商店街など、国中が「明日は良くなる!」と信じて生き生きと生きていたなつかしい時代を、美しく清々しい文体で語られています。
本文の中195ページから

生きているということは「死」を忘れているということなのかもしれない。もし、いつも「死」を思っていたら、人はあれほど屈託なく笑ったり、一生懸命仕事に励んだり、蓄財したり、努力したりすることができないのかもしれない。生きていられるのは、自分がいつかいなくなるということを忘れていられるという才能を持っているからなのかもしれない。

なるほど「忘れる才能」、その通りだと思います。
しかし、昨年の3.11を経て、私たちはその「才能」も陰り、平川さん自身の先の著書にあった『経済成長という病』も思い知らされることになりました。
自然への畏敬の念と共に、死はすぐ隣り合わせにあるということにも気づかされました。

実は、まさに昨年3月11日東日本大震災当日の夜に観に行く予定だった、龍村 仁監督作品『地球交響曲第7番』を、当 東京パソコンスクールの生徒さん数名と、震災10ヶ月後の今年1月20日にやっと観に行けたのでした。これは武蔵野法人会主催の、震災へのチャリティー上映会でした。

第7番のテーマは『霊性の原風景』です。龍村監督曰く
「第7番」では、日本神道の美とその背後にある自然観に触れることによって、私たちの魂の内奥に眠っている“生かされている”という体感が甦ることを願っています。“生かされている”という体感こそが、「霊性」の源だと思うからです。

ガイア(地球)のメッセンジャー、龍村監督でしか撮影できないであろう、いろいろな神事、伊勢神宮内、明治神宮内等、私たち市民が日常目にすることは不可能な、貴重な映像でした。
「全ての生命が 潔く健やかに 生き続けるために」地球交響曲第7番は、機会があったら是非観てほしい映画です。一緒に行った生徒のお1人のOさんは、次の武蔵野公会堂での『地球交響曲第3番』星野道夫編も観に行かれ、大変感動された様子で、次には『第1番』と続けて観に行かれました。どうやら龍村監督の「地球交響曲を共に奏でる魂の友」になられたようです。

話題は変わって、今年も「吉祥寺音楽祭」に行ってきました。
今年は天気に恵まれませんでしたが、最終日には昼過ぎ頃から晴れ間が出て、「小室等&こむろゆい」の親子デュオが聴けました。
往年の名曲「雨が空から降れば」、この曲は昔、青山劇場で別役実作『探偵物語』の演劇の中で、お二人が生出演で歌われたことを思い出しました。

♪思い出はシトシトにじむ…、しょうがない、しょうがない、雨の日はしょうがない…♪ 
そのほか、テレビ『木枯らし紋次郎』の主題歌「誰かが風の中で」、「出発の歌」など名曲を楽しめました。
また「南壽あさ子」さんや「mitatake」など有望な新人もどんどん育ってきて楽しみです。
  mitakamatu

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   隣家の雪のような白いはなみずき

by mitakamusasino | 2012-05-16 18:15 | 音楽・絵画 | Comments(3)  

10月のお勧めコンサート

台風が過ぎ去って、やっと本格的に秋が訪れた感のある今日この頃、みなさんにとっての「秋のイメージ」は何でしょうか? 個人的に強いのは「食欲の秋」・・・まぁ、それは置いておくとして、「芸術の秋」、そして、ちょっと珍しい、普段はあまり触れないような音楽はいかがでしょうか? そこで今回はこの秋に間近に聴ける音楽の話題をお届けしたいと思います。

まずは10月の毎週日曜日に開催される「文化園コンサート OTO NO MAHOU @ ZOO」。場所は井の頭自然文化園彫刻館B館(武蔵野市御殿山1、TEL 0422-46-1100
初回となる2日(13時30分~)は、のこぎりを使った世界的な「ミュージカルソウ」演奏家のサキタさんと、ピアノの山下憲治さんによるコンサートを開催。サキタさんは、CM音楽や映画音楽など多方面で活躍しています。
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もう一つのオススメは23日(13時30分~)は、「ウクライナの歌姫~ナターシャ・グジー コンサート~」。 ウクライナ出身のナターシャさんは6歳のときチェルノブイリ原発事故で被ばく。8歳のころにウクライナの民族楽器バンドゥーラに魅せられ、音楽学校の専門課程で学んだとのこと。 日本ではめったにお目にかかることの無いロシア楽器を堪能してください。

両日とも、入園料は、一般=400円、中学生=150円、65歳以上=200円(小学生以下、都内在住・在学の中学生は無料)。コンサートの定員は200人で、全席自由。入場料は入園料のみになります。

そして、10月の15(土)・16(日)には東急田園都市線三軒茶屋駅界隈で、毎年恒例の『三茶de大道芸』が開催されます。 ここでの注目の音楽は、マリンバ演奏の Natsu & Kayo (出演スケジュールは公式HPにて参照)。 “マリンバ”とは木琴のことで、ここでは2人で1台のマリンバを演奏します。 レパートリーはクラシック音楽からアニメ主題歌までバラエティーに富んだもの。間近で見る超絶技巧は素晴らしいものです。

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ちなみにこちらは「大道芸」なので基本的に無料ですが、素晴らしいパフォーマンスには大きな拍手と共に“おひねり”を忘れずに!

以上、ぜひこの機会に今まで聴いたことがないような新しい音楽に触れてみて、「芸術の秋」を満喫してみてはいかがでしょうか・・・?
  sonnet

by mitakamusasino | 2011-09-26 12:57 | 音楽・絵画 | Comments(2)  

さちさんの版画展がまた開かれます!

去年12月に、当スクールのお隣の部屋で開催して、大変好評だった
松崎さちさんの木版画展が、いっそう内容豊かになって、
5月21日(土)~27日(金)までと、5月30日(月)~6月5日(日)
それぞれ、三鷹産業プラザ1階ギャラリーカフェ・ハイファミリアとで、
開催されます。

今回は、2回にわたってお父上の河野 薫さんの作品も一緒に、
『河野 薫・松崎さち 父子展』として展示されるとのことです。
新しく発見されたという 河野 薫1965年制作の作品があるとの
ことで、ますます興味がわきますね。

前回(去年12月に)、このブログにコメントを書いてくださったjasmineさんの
リクエストがきっかけで、途中からポストカードも販売されて、とても
好評でしたが、今回の前半では特に『木版画・ポストカード展』として、
昨年は見られなかったものなど、沢山展示されるようですから、
これもとても楽しみです。
(前回のjasmineさんのコメントもあらためて参考にしてくださいね!)

また、特筆すべきことですが、松崎さんは、今回の版画展を機に当教室で
お勉強しながら、ご自身のブログ "アトリエ さち" を立ち上げました。
ご苦労されながら、でもやはり松崎さんらしいとてもいい雰囲気のブログに
なりました。今回の展示会のご案内が詳しく載っていますので、ぜひ、
そちらも覗いてあげてください。

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当教室について書いてくださっている所は、ちょっと恥ずかしいのですが、
当教室がきっかけになって昨年の個展が開かれ、長い間封印されていた
さちさんの版画家魂をよみがえさせる、ひとつのきっかけになったとしたら、
ほんとうに、こんな嬉しいことはありません。

お近くですし、みなさんちょっとお散歩ついでにカフェにゆっくりしながら、
アトリエさちで、どうぞこころ豊かなひとときを過ごされますように。
matuyon

by mitakamusasino | 2011-05-16 18:37 | 音楽・絵画 | Comments(0)  

第26回吉祥寺音楽祭

前にもここに書かせてもらった古くからの知り合い、ライブハウス『アゲイン』石川店主のブログで、3月26日に行われたライブを評して、「マダム・ギター・長見順さんのライブは最近になく素晴らしいライブでした。
もしかしたら今年に入って一番感動したライブだった」と述べられていて、写真にギブソンES・335が映っているのを見て、どんな音を出すのだろうか、聞いてみたいなあと思っていたところ、ふと立ち寄った「吉祥寺音楽祭」で長見さんのステージを見ることができました。

また、ベースにはこれも知り合いの牧さん、数年前の「吉音」では高田 渡のベース(ウッドベース)でした。小気味良いシブイ音を出していました。(高田 渡は亡くなる少し前で、「渡さんを尊敬していたので息子さんの名前をもらって自分につけた」という大杉漣や佐野史郎と一緒に、相変わらずの渡ブシを聞かせてくれたっけ・・・)
マダム・ギター・長見さんは独特の奏法と歌唱で、観客をぐんぐん惹きつけていってくれました。
今まで聞いたこともないような音楽で、「中年」とか「ツイッター」がテーマの詩だったり、「地域マンボ」は”ウー”という観客の掛け声と大歓声とともに乗りに乗っていました。
長見さんは司会の加藤さんと音楽仲間らしく、30年ぶりだとか。現在福島在住で、被災されているのに暗さは微塵も無く、明るく生き生きと歌っていました。この音楽を聴いていると、こちらもみんな元気を貰えるようでした。

次に、これも私が20年も前にカセットテープ“Intimacy”で聴いていた日本レゲーの第一人者PJ。13歳から始めて現在42歳だそうです。30年近くいろんな音楽に携わり、出会って磨き上げた音楽です。
PJの歌“Keep on Moving”で ♪過ぎる月日の中で~いろんな事がある~本当の自分を~♪とありますが、PJのテーマPeace Jointを貫いてきた本物の男気を感じます。観客も一つに繋がって、皆で同じ呼吸をしているようでした。
レゲーと五月晴れ、本当に心地よいひと時でした。
 mitakamatu

by mitakamusasino | 2011-05-09 12:57 | 音楽・絵画 | Comments(2)  

『松崎さち版画展』のお知らせ!

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12月になりました。
今年も、当教室のドアとウインドウにクリスマスリースや飾りがされました!

当校生徒さんの榎本美代子(ヨガ教室)さん主催の、恒例のクリスマス会が渋谷
「青い部屋」で12月14日に行われます。年々ますます盛況になっているようです。
この夏、8月2日には「青い部屋」主催のシャンソンコンサートに、榎本さんがご出演と
いうので行ってまいりました。
榎本さんは張りのあるチャーミングな歌声で、曲ごとにいちだんと上手になられて、
センスの良い素敵な衣装とともに聴衆を惹きつけていました。

また戸川昌子さんはさすがの大御所で、数多くのレパートリーとリクエストに
応えていました。
その中でダミアの「暗い日曜日」を歌われ、岡本太郎さんと一緒に歌ったときのこと
などをお話されましたが、実は私も岡本太郎さんがフランス語で「暗い日曜日」を
歌っているのを聴いたことがあります。
その昔ヨーロッパでは、この歌を聞いて自殺する人がどんどん増えて、とうとう
放送禁止になったというほど、厭世感に陥る人が多い歌だということです。
自嘲気味に?戸川さん曰く、「シャンソンはこんなふうに失恋だ、別れだ、死だと
暗~い暗~い内容ばかり。よくも何十年も歌っているわよねぇ・・・!」 
でもそれが人生でもあり、シャンソンの魅力ですからね。

しかし、これとは反対に日本では、大洪水で水没往生したバスの屋根の上に
乗客全員が避難して集まり、真っ暗な濁流の中で文字通り身体を寄せ合い暖め合い、
皆で歌を歌って励まし合って生き延びたという、最近の(・・といってももう6年前になります
が!)できごとがありました。
この乗客37名の平均年齢は67歳だったそうです。それぞれが持つ体験と智恵を出し合い、
歌が希望と元気を繋いだという感動の話でした。(中島明子著『バス水没事故、幸せを
くれた10時間』朝日新聞出版)
このように、「音楽の力」は人の生死を左右する絶望や希望を生み出すことができる
のだと思います。人間が生きていくのには、衣食住だけでは、生きていけないということ
ですよね。

後になりましたが、今日の大事なお知らせです。
前にもご紹介しました、当、東京パソコンスクールの生徒さん 松崎左知さんの
「松崎さち版画展」が、12月4日(土)から12日(日)まで
当教室の隣「ギャラリー はないかだ」で開催されています!

この松崎さんの版画に登場する少年少女を観て、皆様はどんなことを感じられる
でしょうか? 
自分の子どものとき、あるいは自分の子育てのときに子どもが見せてくれた、
いろんな表情に一喜一憂したことなど、いろいろなことが思い出されて、思わず
微笑まれることでしょう。
これも「人はパンのみにて生きるにあらず」に値する、皆さんに安らぎをもたらして
くれる展覧会だと思います。

皆さん是非、観に来て下さいね! お待ちしています。

by mitakamusasino | 2010-12-02 18:21 | 音楽・絵画 | Comments(3)  

シャガールはお好き?

当教室に、先日マルク・シャガールがやって来ました。
『青い背景の画家』、副題が「絵を描ける喜びに満ちて」というリトグラフで、
94歳の時の作品です。今までシャガールは数多くの作品を描いておりますが、
これは自分に問いかけているような、「私はどんな絵を描いてきたんだろう? 
こんな絵を描いてきたんではないかな?…」というような自画像です。

何でも吸い込んでしまう無限大の色、空の青を背景に、パリのエッフェル塔、
サンクレール寺院とモンマルトルの丘、白い天使、妻ベラと自分、飛んでいる魚、
バイオリン弾き、白い馬、子どもを描いています。私は、このシャガールの、
飛んでいる絵が好きです。直線よりも曲線、固定した物より揺れている物、
そして楽しい音楽も聞こえてきます。

当教室のこの絵の隣には、「サンクレール寺院とモンマルトル」の油絵が
掛かっています。モンマルトルは画家、詩人、写真家、音楽家、哲学者などが
集まるところです。
ここを舞台にした、シャルル・アズナブール作曲、なかにし礼 訳詩の
『ラ・ボエーム』の一節 

♪モンマルトルのアパルトマンの 窓辺に咲くリラの花よ 
愛の部屋で 僕はいつも絵を描いていた いとしい人 
君をモデルに愛し合った 貴女と私の二十歳のころ♪

歌詞では、年老いたボヘミアンがモンマルトルを訪ね、若い日々を思い出したが、
住んでいたアパートはもう無く、通いなれた道も消えていた…「♪一抹の夢よ」
で終わっており、何かシャガールの、この絵を思い出します。

向かいの壁には、以前にこのブログで写真でも紹介したことのある、
シャガールと同年代のミロの『聖なる手』というリトグラフがありますが、
この絵は、何か面白い物が「ヤットコ、ヤットコ」と画面から飛び出し、
こちらに向かってやって来そうな、赤、青、黄、緑、黒の原色を使った
迫力ある絵です。

その隣は、当スクールに通っていただいている『松崎さち』さんの作品で、
何ともやさしい曲線の少女の版画絵です。おや、少年も一人いましたね。
どこか探してみませんか? この絵を見ていると、何かほのぼのほっこりとした
暖かい気持ちになります。下に添付致します。皆さんも楽しんで下さいね。

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まだまだあるんですよ! 
ちなみに松崎さんのお父上は河野薫という版画家で、『河野薫記念館』のサイトで
たくさんの美しい作品を見ることができます。合わせてご覧ください。

東京パソコンスクールサロン、今度は何が来るのか楽しみです。

mitakamatu

by mitakamusasino | 2010-08-30 13:57 | 音楽・絵画 | Comments(0)  

第25回吉祥寺音楽祭

ゴールデンウィークは毎年、吉祥寺音楽祭へ行っております。

今年は25周年ということで、大変な盛り上がりでした。出演するアーチストも若い人が数多く出てきて、ジャンルもフォーク、ロック、カントリー、ジャズ、オリジナル等幅広く、年齢層が厚いのも特徴です。「キチオン」(吉祥寺音楽祭)を目指して参加してくるアーチストが増えています。歴史を感じます。

第1回の出演者で、ギタリストの中林淳真さんは現在82歳で、演奏旅行にメキシコや日本中を廻っておられ、現役で頑張っていらっしゃるのは嬉しいですね。
実は私、この中林さんとは昔、(最近、閉館することで話題になった)新宿の厚生年金会館で、たなべまもる作、津川英介演出の「ギター鎮魂歌」で、ソンコ・マージュさん等と一緒の舞台に立たせていただきました。良い思い出です。
今年の「キチオン」は、やはり僕ら同年代にはお馴染みの、チャック・ベリーの「ベートーベンをぶっ飛ばせ」「ジョニーBグッド」でシメです。よかったです。

新宿東口駅前ステーションスクエアでは、「翼の折れたエンジェル」の中村あゆみさんが25周年ということで、その歳月で歌声はさらにパワーアップしたようで、驚きでした。
「青春の光と影」発売の記念ライブ、特別ゲストにムッシュカマヤツ。登場するや「こんにちは堺正章です。」(笑い)と、いつもの第一声で観客をムッシュの世界へ、名曲「バンバン」を中村あゆみとデュエット、素晴らしいアレンジで聞かせてくれました。
ムッシュをライブで聞くのは「スパイダース」以来ですから、数十年が経っているわけですが変わりませんね。

それから、前から行こうと思っていてなかなか行けなかった、石川茂樹店主の「アゲイン」へ。今日のライブは岸本一遥さん、フィドラー(バイオリン)で有名な方だそうです。
休憩時間にライブとは別にフィドラーを、ちょっと弾いてくれましたが、おまけが付いてきたようでうれしかったです。何年も音楽に携わってきて積み重ねてきたもの、私等がこれまでに聴いたことのないような音楽でした。
こういう技術と知識の積み重ねこそが、オリジナルといえるものを産み出すのだと思いました。

ジャンルでは、岸本さんいわく「ロックでもない、フォークでもない、しいて言えば歌謡ロック…」と。この「歌謡ロック」という言葉でタイムスリップしました。
数十年前の日比谷野音のコンサート、内田裕也プロデュース、アン・ルイスのコンサートでアンが「私がやるのは『歌謡ロック』、これってなかなかいいでしょう!」と言っていたのを思い出しました。共演は吉川晃司・ボウイ・荻野目洋子、それから本木雅弘、本(モッ)クンが「たかがアイドル、されどアイドル!」と言っていましたが、その通りに何年もの企画をあたためて、映画「おくりびと」へと結実させたのだろうと思います。

内田裕也さんがよくいう「毎日少しずつやっていけば、1年後には何かができるようになるんだ!」と。それは皆な分かっているんですよね、それをやり始めるかどうかです。
話がそれてしまいましたが、岸本さんの「歌謡ロック」ライブに聞きほれて、ゆったりとした贅沢な時間を過ごすことができました。

なんだか今年は25年がキーワードのようです。アゲイン石川店主の25年前は、企業戦士そのもので、まさに鋭い剃刀のような切れ者、切り込み隊長という印象でした。今のニコニコ笑顔からは想像できないでしょうね。
変わるもの、変わらないもの、それぞれに良さがあります。
 mitakamatu

by mitakamusasino | 2010-05-09 12:43 | 音楽・絵画 | Comments(0)  

青い月と鳥と梯子と

現在、東京大丸ミュージアムで開催されている「ジョアン・ミロ展」を見てきました。
ジョアン・ミロは、ピカソ、ダリと共に20世紀を代表する、スペインの画家です。

故郷カタロニアで、情熱的に生命の輝きを描いた、その独創的な抽象絵画は、
世界中から高く評価されており、2007年12月にパリで行われたオークションでは、
彼の作品『青い星(Blue Star)』が、19億円で落札されたのは記憶に新しいところです。

1970年の大阪万国では、ガス館に陶板壁画を制作するため、来日したこともあります。

そんなミロの5000点以上に昇る代表作の中から、今回70点の油彩や彫刻が、
彼が用いたシンボルを、テーマ毎に分類するという形で展覧されていました。
それはまるで、華やかなパレードを見て行くような、天真爛漫な世界観に、
とても感動いたしました。


…さて、一見、当校にはなんの関係もないような話題と思われたでしょうか?
実は、東京パソコンスクール三鷹校の教室の奥の壁には、ミロの大きなリトグラフが
飾られているのです。
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生徒の皆さんは、お気付きになられていたでしょうか。
当教室に飾られているのは『聖なる手』という作品で、ミロの4色や星、
3本毛など、彼のシンボルがよく現れている作品と思います。

"下手にもかかわらず、ではなくむしろ下手だからこそ画家を目指した"

と自ら語り、万象の本質を追及することに、生涯をささげたミロ。
複雑で混沌とした表層に惑わされず、物事の本質を見抜き単純化する様は、
パソコンを学ぶこととも共通するような気がします。

"むしろ苦手だからこそ、パソコンを使いこなせるようになりたい"

巨匠ミロの絵に見守られながら、そんな気持ちになれる教室を目指して
いけたらと思っております。

by mitakamusasino | 2009-03-27 16:55 | 音楽・絵画 | Comments(2)