草いきれ
2010年 07月 25日
夏の暑さを表す言葉に草いきれという言葉があります。
強い陽射しを受けて、草むらから立ちのぼる、むっとする熱気の匂いを表した言葉。
俳句の夏の季語でもあり、俳人達は夏の暑さを風流に詠んでいました。
今日7月25日、東京では観測史上最長となる4日連続の猛暑日(最高気温35度以上)
を記録しました。まさに草木も沸き立つ暑さです。
今日を境に暑さも一旦落ち着くようですが、それでも夏日(30度以上)はまだまだ続くでしょう。
この暑さで各地では熱中症による被害が続出しているようです。
重態で病院に運ばれたり、死者も出ている状況では、とても風流などと言ってはいられません。
熱中症は、屋外だけでなく、室内でも、また寝ている間でも起きるそうです。
対策としてはまず陽射しを避け、水分をこまめにとること。
ただ、水分ならなんでも良いという訳でもないようです。
よく「お水や、お茶はダメ」という話を聞きます。もちろん通常の状態なら問題ないの
ですが、激しい発汗時に水分のみを補給し続けていると、体液の塩分濃度が希釈され、
やがて水中毒に至る事もあるそうです。
スポーツドリンクのような適度な塩分が含まれる飲料なら、その心配もなく手軽に水分
補給できます。ただスポーツドリンクは、飲み易くする為に含まれる糖分が過多なのと、
ナトリウム濃度が低いため、脱水時に過度に飲み続けると、低ナトリウム血症を引き
起こすこともあるそうです。特に乳幼児は顕著ですので注意が必要です。
その場合、経口補水塩(ORS)という飲料もあります。
これは塩分とナトリウムを理想的に配合した飲料で、薬局や大きなスーパーなどで
売っています。医療の現場でも使用される安全なものですが、あまり美味しいもの
ではない…のが難点でしょうか。
手近な物としては、味噌汁やスープなどが体液と
塩分濃度も近く、熱中症対策に極めて有効ということが知られています。
いずれにせよ、熱中症は急激な症状変化もあるため、早めの処置が重要です。
上手に水分補給して、暑い夏を乗り切りましょう!
強い陽射しを受けて、草むらから立ちのぼる、むっとする熱気の匂いを表した言葉。
俳句の夏の季語でもあり、俳人達は夏の暑さを風流に詠んでいました。
今日7月25日、東京では観測史上最長となる4日連続の猛暑日(最高気温35度以上)
を記録しました。まさに草木も沸き立つ暑さです。
今日を境に暑さも一旦落ち着くようですが、それでも夏日(30度以上)はまだまだ続くでしょう。
この暑さで各地では熱中症による被害が続出しているようです。
重態で病院に運ばれたり、死者も出ている状況では、とても風流などと言ってはいられません。
熱中症は、屋外だけでなく、室内でも、また寝ている間でも起きるそうです。
対策としてはまず陽射しを避け、水分をこまめにとること。
ただ、水分ならなんでも良いという訳でもないようです。
よく「お水や、お茶はダメ」という話を聞きます。もちろん通常の状態なら問題ないの
ですが、激しい発汗時に水分のみを補給し続けていると、体液の塩分濃度が希釈され、
やがて水中毒に至る事もあるそうです。
スポーツドリンクのような適度な塩分が含まれる飲料なら、その心配もなく手軽に水分
補給できます。ただスポーツドリンクは、飲み易くする為に含まれる糖分が過多なのと、
ナトリウム濃度が低いため、脱水時に過度に飲み続けると、低ナトリウム血症を引き
起こすこともあるそうです。特に乳幼児は顕著ですので注意が必要です。
その場合、経口補水塩(ORS)という飲料もあります。
これは塩分とナトリウムを理想的に配合した飲料で、薬局や大きなスーパーなどで
売っています。医療の現場でも使用される安全なものですが、あまり美味しいもの
ではない…のが難点でしょうか。
手近な物としては、味噌汁やスープなどが体液と
塩分濃度も近く、熱中症対策に極めて有効ということが知られています。
いずれにせよ、熱中症は急激な症状変化もあるため、早めの処置が重要です。
上手に水分補給して、暑い夏を乗り切りましょう!
by mitakamusasino | 2010-07-25 18:01 | 三鷹校